ウルトラ・トレイル・フルマラソン、どれにも使えるレーシングパンツ
上下の揺れが大きいトレランに最適！

以前、新聞で紹介されていて、とても気になっていたのが、ノース・フェイスの「フライウェイト・レーシング・ショート」です。要は、ランニング用のショートパンツなのだけど、これがなかなかの優れものなのです。

東京マラソンExpoのノース・フェイスのブースで運良く購入することが出来たので、早速これを着用して東京マラソンを走ってみました。遅くなりましたが、感想をお知らせします。

腰回りに伸縮性のある大小６つのポケット＋左右の再度ポケット＝合計８つ

特徴は、腰回りにチャンピオン・ベルトさながら帯状にぐるりと配置された大小６つのポケット（前側×３、後側×３）と、パンツ部分に付けられている左右のサイドポケット。

腰回りのポケット部分はストレッチ素材で作られていて、メッシュタイプの浅めのポケットになっています。はじめて見たときは、浅い割にはチャックなどが付いていないので、走っていたら中身が落ちてしまうのではないか？と思ったのですが、それは私の誤解でした。

伸縮性があるので、比較的分厚いものでもぐーっと伸ばせば無理なく収まり、手を離せばピタッと腰に吸い付くように押さえ付けられるので、走っても揺れない！飛び出さない！のです。ここが、このショートパンツのスゴいところです。

少し重いiPhoneだって飛び出したりしません！

私はこれまでレースの時は、腰の後ろ側に５つほどポケットが付いているショーットパンツを使っていたのですが、少し重めのものだと中に入っているものが揺れてしまうし、上にフタがあるわけではないので、途中で飛び出して落としてしまうという不安が常にありました。

しかし、この「フライウェイト・レーシング・ショート」は、こうした心配が一切ないのです。何しろiPhoneを入れていてもまったく揺れず、ストレッチ素材が押さえつけてくれるので、飛び出してくることもありません。購入して大満足です。

ちなみに、レースで持参した補給グッズは下記の通り

・アミノピュアスティック×４包
・アミノダイレクト×３包
・メダリストエナジージェル×１包
・メイタン・サイクルチャージ×２包
・メイタン・フルーツサイクルチャージ×１包
・和菓子でチャージ×１包

これらが全部このとおり、腰回りの６つの浅めのポケットに収まりました。

ブルーの部分の素材感

ポケット以外のブルーの部分も若干のストレッチ性があるので、足の動きを妨げません。
今回は、ショートパンツの下にCW-Xのタイツをはいたのですが、静電気で吸い付くようなこともありませんでした。
青い部分の両サイドには、チャックはないけれど２つの普通のポケットが付いています。今回、私は、このポケットに小さめにカットした総菜パンをそれぞれ１つずつ入れてみました。途中で絶対に塩辛いものも食べたくなると思って持参したのですが、これが大正解。ほどよい咀嚼感が、大いに刺激になりました。
さらにこの横ポケットには、暑くなって来たときに外したネックウォーマーと手袋を入れました。

小さくたためるウィンドブレーカーも

ストレッチ性のある黒い部分には最初は補給食を入れておいて、後半それらが減ってきたら、小さくたためるウィンドブレーカーを収めることも可能です。
フルマラソンでは（今回もそうでしたが）気温が刻々と変化することも少なくありません。だから私は、スタート時に着用していた薄めのウィンドブレーカーを、ゴールまで持ち歩くことにしています。
ちなみに右の写真はナイキのものですが、問題なく入りました。

ポリのゴミ袋やレインコートも良いのですが、スタートポイントに散乱している打ち捨てられたポリ袋を見ると、寒い時は薄い小さくなるウィンドブレーカーで対応したいと思っています。

また今回は、東京マラソンExpoで久しぶりにCW−Xのタイツも購入しました。噂の赤塚不二夫バージョンです。
私は「おそまつくん」世代ど真ん中なので、思いっきり派手なチビ太のデザインを選びました。
３年ぶりに買ったCW-Xは結構進化していて、生地も若干柔らかめになってはきやすくなっていながら、サポート感はすこぶる良かったです。今回は相当な練習不足だったので、このチビ太のタイツのサポートにかなり助けられました。

ノース・フェイスの「フライウェイト・レーシング・ショート」とCW-Xの限定版「チビ太タイツ」のおかげで非常に楽しく東京の街を走ることができました。モチベーションアップのためにはやっぱりギアはとても大切だな、と痛感させられた次第です。
レディースも販売されています。

ノースフェイスホームページにとてもわかりやすい動画があります。こちらです。ぜひご覧ください。欲しくなりますよ〜。