筋肉痛と疲労感を最小限に抑えるための極意
<株式会社イソメディカルシステムズ様からのコメント>
運動直後は脈拍が多く、体温や筋温も高い状態にあります。さらに細胞の代謝レベルが高いため、言ってみればエネルギーを無駄使いしている状態になっています。この状態が長く続くと、大きな疲労感や筋肉痛となって現れてきます。
しかし、ほてった筋肉を冷やして、適正温度まで下げることで、エネルギーの浪費を大きく抑えることができるのです。局部的な体温低下により細胞の代謝を低下させ、エネルギーの消費量を減らせば、次の日に持ち越す疲れを最小限に抑えることが期待できる!という訳です。
さらに、運動によって興奮状態にあるカラダを鎮静化させると、筋肉中の疲労物質である二酸化炭素や乳酸などが体外に排出されやすくなり、疲労回復の促進や、筋肉痛の防止効果が得られます。心肺機能への負担も低減します。
このように、疲労回復やコンディショニングを目的として行われる冷却方法を「クーリング」もしくは「クーリングダウン」と言います。
クーリングで最も重要なことが、そのタイミングです。とにかく、なるべく早く行うこと。これが鉄則です。
運動後30分以内に「クーリング」をするだけで、翌日以降の筋肉の疲労感がまるで違ってきます。私たちは、運動後の30分間をアフターケアの「ゴールデンタイム」と呼んでいるほどです。
ランニング直後の30分は筋肉疲労撃退のゴールデンタイムなのかぁ・・・もしクーリングが簡単にできるのなら、ランナーとしては、ゴール直後の最初のアクションとして実践しない手はないですね。