ForeAthlete 235J サイズと液晶画面(速報レポート2)

ガーミンの新製品 ForeAthlete 235Jの速報レポート第2弾です。今回は外観やサイズ、液晶画面などについて見ていきましょう。

ForeAthlete 235J ブラックオレンジ

薄くて軽いのに高性能!

まず、FA235Jを手にもって感じる印象は「あっ軽い!」ということ。それもそのはず。手首心拍計を搭載した前モデルのFA225Jが54gだったのに対し、FA235Jは「42g」です。
ちなみに、心拍計が付いていない、現行モデルの最人気機種であるFA220Jが40.7gですから、それとほとんど変わらない重さで心拍センサーを内蔵しているわけです。
時計本体の裏を見てみると、緑色の強い光を放つ計測センサーがあります。このセンサーは前モデルでは2つでしたが、今回発売された ForeAthlete 235Jは3つに増えています。 心拍数を測定できる機能の搭載により、酸素をどれくらい摂取できるかを表すVO2Maxの計測も可能になりました。この値からフルマラソンの予想タイムを推定することもできます。

本体の厚さを見てみましょう。
写真は、上から220J、225J、そして新製品の235Jと並べてみたものです。
真ん中の225Jは裏蓋の心拍計部分にゴムのカバーも付いているため、ひときわ厚く見えるのは当然でしょう。しかし驚くべきは、心拍計の付いていない220J(一番上)と新型心拍計を搭載した235J(一番下)の厚みの比較です。
写真では少し分かりづらいのですが、220Jが12mmなのに対し、235Jは11.7mmなのです。何と、心拍計が付いているのに、わずかに薄いのです。これには正直驚きました。ガーミンの進化はさらに加速していますね。

薄さ比較

リストバンドが上質になっているのも、全体を軽量にしている要因のひとつだと思います。
これまた写真では伝わらないのですが、FA235Jのベルトは本当に柔らかいです。ガーミン史上もっとも薄くて柔らかいベルトだと言っても良いかもしれません。
しかも時計本体の、ベルトが接続されている部分が非常に小振りなので、腕にぴったりとフィットします。
どういうことかと言うと・・・写真をご覧ください。

フラットなベルト

これは、2011年発売のFA610(写真奥)と、新発売のFA235Jを比較したものですが、数年前のガーミンは、時計本体部分が上下に大きくせり出すような構造になっていて、そのラインが延長するような形で比較的固めのベルトが装着されていました。
だから、ご覧のように上から押しても平らにはならなかったのです。このため、腕の細い女性や、逆に腕がとても太い方にはぴったりフィットしないこともありました。ガーミン以外のメーカーでは、今でもこうした構造のランニングウオッチもあるようです。
しかし、現在のガーミンのリストベルトは非常に柔軟で、どんな腕の方でもベストフィットするように出来ています。

液晶部の拡大で文字がひと回り大きく!

FA235Jの最大の特徴のひとつとして挙げられるのが、液晶画面が大きくなったことでしょう。

ForeAthlete 235Jの液晶

写真をご覧いただくと分かりますが、液晶スペースの直径が広がったことで、文字がかなり大きくなった印象があります。画面下の日付表示のところを見ると歴然ですが、走っている時の視認性は相当に高まりました。
そして、ガーミンが採用している「低反射カラーディスプレイ」の見え易さは、最近の各社のランニングウオッチの中でも抜群のレベルを誇っていると思います。

ForeAthlete 235Jの視認性

写真は、太陽がギラギラ照りつける日に撮影したものですが、文字がくっきりと浮かび上がって表示されているのがお分かりかと思います。
ランニングウオッチの液晶画面がカラーであるというのも、もう半ば常識になりつつあります。
ちなみに、どうでも良いことかもしれませんが、FA235Jは、製品に付属している操作マニュアルの冊子もカラーになりました。

速報レポート第2弾はこんなところで。
今後は、さらに使い込みながら気付いたポイントなどを順次レポートしていきたいと思います。

ForeAthlete 235J の商品詳細ページはこちらです。

ForeAthlete 235Jのカラー
ForeAthlete 235J 光学式心拍計が割り出すデータ(速報レポート3)

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